無料で始める小学生向けプログラミング~メリットと注意すべき点~

2024.08.19
無料で学べるプログラミング学習リソースが増えるなか、小学生にプログラミングを教えることがますます簡単になってきています。この記事では、無料リソースの魅力とその限界について解説し、子どもたちが楽しく学べる方法や、保護者が知っておくべきポイントを紹介します♪

目次

無料で学べるプログラミング学習の魅力

メリット
今、プログラミングはとても重要なスキルとして注目されていますが、無料で学べる教材もたくさんあります。費用をかけずに子どもにプログラミングの基礎を教えられるので、家計にも優しく、多くの家庭で取り入れられています。無料のプログラミング学習は、リスクが少なく、気軽に始められる点が大きなメリットです♪

学び方
プログラミングを学ぶための無料リソースは豊富です。例えば、インターネット上の動画教材やオンラインコース、インタラクティブな学習サイトなどを活用することで、子どもたちは楽しみながら学ぶことができます。また、自分のペースで学習を進められるので、無理なく継続できる点も魅力的です!

 

 

無料プログラミング学習リソースの紹介

Scratch(スクラッチ)
Scratchは、子どもたちが直感的にプログラミングを学べる無料のビジュアルプログラミングツールです。ブロックを組み合わせることで簡単にプログラムを作成でき、ゲームやアニメーションなどを自分で作る楽しさを味わえます。また、公式サイトでは「Scratchカード」と呼ばれる無料の教材が提供されており、初心者でも安心して学習を始められます。 

Blockly(ブロックリー)
Blocklyは、Googleが提供する無料のビジュアルプログラミングツールです。ブロックを使ってプログラムを組み立てることで、プログラミングの基本概念を自然に学ぶことができます。Blocklyはさまざまなプログラミング言語に対応しており、他のツールやプラットフォームと連携して利用することも可能です。これにより、幅広いスキルを身につけることができます。

Google CS First(グーグルシーエスファースト)
Google CS Firstは、小学校中学年から中学生(8~15歳)向けに設計された無料のコンピュータサイエンスカリキュラムです。主にScratchを使って、子どもたちがコンピュータサイエンスの基礎を楽しく学べるようになっています。豊富なテーマに基づいたプロジェクトが用意されており、学校の授業や家庭学習でも取り組みやすい内容です。

Code.org(コード ドット オルグ)
Code.orgは、プログラミング教育の普及を目指す非営利団体が運営する無料のオンライン学習プラットフォームです。子どもたちは、ゲームやパズルを通じて楽しみながらプログラミングを学ぶことができ、初心者でもわかりやすいカリキュラムが豊富に揃っています。また、世界中の学校でも広く利用されており、プログラミング教育のスタンダードとして注目されています。

プログラミングゼミ
プログラミングゼミは、文部科学省が提供する日本語のプログラミング学習サイトです。ビジュアルプログラミングを活用して、子どもたちが楽しくプログラミングの基礎を学べるよう設計されています。初心者からでも安心して取り組めるよう、ステップバイステップで進められるカリキュラムが特徴です。

NHK for School
NHK for Schoolは、NHKが提供する教育コンテンツサイトです。プログラミングの基礎から応用までを学べる豊富な動画教材が揃っており、学校の授業でも多く活用されています。また、子どもたちが飽きずに学習を続けられるよう、わかりやすく工夫された内容になっています。

Lightbot(ライトボット)
Lightbotは、スマートフォンやタブレットで学べる無料のプログラミングアプリです。ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学べるため、子どもたちに非常に人気があります。アプリ内では、ロボットを動かすことで論理的思考を養うことができ、遊びながら自然にスキルが身につきます。

Tynker(ティンカー)
Tynkerは、アメリカで開発されたプログラミング教育用のプラットフォームとアプリです。ブロックベースのコーディングから、実際のプログラミング言語まで、幅広いレベルに対応したカリキュラムが用意されています。また、ゲームやアニメーションの制作を通じて、楽しくプログラミングを学べる環境が整っています。

その他
無料で手に入るプログラミング教材もたくさんあります。インターネット上で公開されているPDF教材や、YouTubeで提供されている動画教材は、手軽に検索してアクセスできるため、すぐに学習を始めることができます。また、自分のペースで進められるので、忙しい日々の中でも無理なく取り組むことができますよ♪

 


無料リソースの限界と注意すべき点

教材の内容が限定的
無料の教材は、主に基礎的な内容に焦点を当てていることが多く、応用的なスキルや最新技術に関する情報は限られています。そのため、より高度な学習や最新トレンドを学ぶためには、有料の教材やコースが必要になる場合があります。

サポートの不足
無料リソースでは、質問対応や個別指導などのサポートが十分に提供されないことが多いです。子どもが学習中に分からない点でつまずいた際に、すぐに解決策を得られない場合があり、学習の進行が遅れやモチベーションが続かないことがあります。

更新の遅れ
無料のリソースは更新頻度が低いことがあり、古い情報に基づいた学習を続けてしまうリスクがあります。これにより、最新の技術やツールに対応することが難しくなることがあります。

自己管理の必要性
無料リソースを利用する場合、子ども自身が学習の進捗を管理する必要があります。特に小学生には自己管理が難しいことが多く、保護者のサポートが重要です。学習計画の立て方や進捗の確認など、適切なフォローが求められます。

モチベーションの低下
自主学習ではモチベーションを維持するのが難しいことがあります。興味を持ち続けるためには、学習内容の工夫や目標設定が必要です。途中で学習を投げ出してしまわないように、子どもの興味を引き続ける工夫が必要です。

質問ができる環境が整っていない
学習中に疑問点が生じた際、すぐに質問できる環境がないと、学習が滞ることがあります。特に初心者にとっては、リアルタイムでサポートを受けられる環境が非常に重要です。

 


無料リソースで基礎を学んだ後は、近くのプログラミング教室での学習にステップアップすることで、より深い学びや専門的なサポートを受けることができます。プログラミング教室では、個別指導やプロジェクトベースの学習が行われ、子どもたちの興味やスキルに合わせたカリキュラムが提供されています。プログラミング教室を選ぶ際には、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね♪

『子どもの未来を広げる!初めてのプログラミングの習い事』

 

無料で学べるプログラミング学習の魅力は、多くのリソースを活用することで、子どもたちが楽しみながらプログラミングの基礎を学べる点にあります。特に、気軽に始められることから、初めてプログラミングに触れる子どもたちにとって大きなメリットです♪一方、無料リソースには内容が限定的であったり、サポートが不足しているなどの限界や課題もあります。そのため、保護者のサポートや適切な学習環境の整備が大切です!
無料のリソースで基礎をしっかり身につけた後は、プログラミング教室へのステップアップし、子どもたちの学びをさらに充実させ、将来の可能性を広げていきましょう♪

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