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「うちの子、バレエに興味があるみたい。でも続けられるかな?」そんなお悩み、ありませんか?バレエは華やかなイメージがありますが、実は子どもの心と身体をバランスよく育ててくれる習い事です。姿勢や集中力、礼儀も自然と身につき、未経験からでも始められます。この記事では、バレエを検討中の親御さんに向けて、始める前に知っておきたいポイントや費用、サポート方法を分かりやすくご紹介します。
さあ、一緒に“バレエの世界”を少しだけ覗いてみましょう!
バレエは、音楽に合わせて物語を身体で表現する芸術的な習い事です。美しい姿勢や所作が身につくだけでなく、振付を覚える過程で、集中力やリズム感なども育まれます。競争ではなく、自分のペースで成長できるのも魅力のひとつ。「昨日よりできた!」という小さな達成感が、子どもたちの自信につながります。発表会で舞台に立つ経験も、大きな成長のきっかけになります。
「バレエ」とひとくちに言っても、いくつかのスタイルがあります。代表的なのは、クラシックバレエ、モダンバレエ、コンテンポラリーバレエなどです。教室や先生によって得意な分野や好きなスタイルがありますが、子ども向け教室では、子ども向け教室=クラシックバレエベースが主流です♪
クラシックバレエ
最も一般的な伝統的スタイルで、トゥシューズを履いた伝統的なバレエ。多くの子ども向け教室はこのスタイルを中心に構成されており、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などが代表作です。
モダン・コンテンポラリー
型にはまらず自由な動きが特徴。表現力を重視し、創造的な感性を育てたいお子さんにおすすめです。
「魅力的なのはわかるけど、ちょっと気になることもある…」、そんなお声も多いのが正直なところ。ここでは、バレエを始める際に知っておきたい注意点や、よくある不安を整理してみましょう。
費用
月謝に加えて、レオタードやシューズ、発表会の費用などがかかるため、全体としてやや高額になりがちです。発表会には数万円から10万円前後かかることもありますが、最近では費用を抑えた教室も増えてきています。そのため、入会前に費用の詳細や発表会への参加条件をしっかり確認することが大切♪
身体への影響
一番はケガ。確かに無理なストレッチや間違った姿勢はケガの原因になりますが、毎日の積み重ねと、ステップアップで、ケガをしない、しなやかな身体を作っていきます。
保護者のサポート
衣装の準備や送迎、発表会での裏方サポートなど大変な面もありますが、子どもの成長を間近で感じられる貴重な時間にもなります。負担ばかりではなく、親子の絆が深まる良いきっかけになることも多いですよ。
ジャンル移行の難しさ
「他ジャンルに移行するのが難しい」というよりも、「異なる身体の使い方に一度慣れる必要がある」という方が正確な表現です。一方でバレエが、多くの踊りの基礎になっている部分もあり、ポジションや身体の基礎ができている分、一度コツをつかめばグンと伸びる人が多いのも、バレエ経験者ならではの強みです!
「バレエって何歳から始めればいいの?」と気になる方も多いですが、実は何歳からでも始められる習い事です。
未就学児
柔軟性やリズム感が育ちやすく、音楽に合わせて楽しく身体を動かすことが第一歩。「楽しい」が原動力となる時期です。教室によってはリズム体操などから入る場合もあります。
小学生
この年齢になると集中力や理解力が育ち、基礎の動きも覚えやすくなります。この時期から始める子も多く、未経験でも安心です。
中学生以降
遅くはありません。自分の意志で「やってみたい」と始めたバレエは、継続しやすく、習い事として楽しむにはぴったりのタイミングです。年齢に合ったスタートで、無理なく始めましょう。
バレエは子ども自身の努力が主役ですが、親のちょっとした関わりが継続のカギになります。ここでは、習い始めに意識してほしい3つのサポートをご紹介します♪
教室選びは「雰囲気」と「先生の人柄」が大切
通いやすさや料金に加えて、子どもが安心できる雰囲気かどうかを体験時に確認しましょう。先生の声かけ、教室の清潔さや安全面、保護者への負担もチェックポイントです。
声かけでやる気を引き出す
「今日はどうだった?」と興味をもって聞くことが、子どものモチベーションにつながります。他の子と比べず、「頑張ったね」とやさしく声をかけるだけでも十分です。バレエは、自分自身が追求していき頑張りすぎてしまうことも多いので、家庭でのちょっとした一言が、子どものやる気と自信を引き出すでしょう。
家では“見守り”を大切に
無理に練習させるのではなく、踊りたくなったときに自由に踊れる環境を整えるのがポイント。音楽を流してあげたり、披露してくれたときにはしっかり見て拍手を送りましょう。親のあたたかいまなざしが、子どもの心を育てていきます。
正しい姿勢と体の使い方が身につく
バレエでは “姿勢” がすべての基本。背筋を伸ばし、美しく立つ・歩く・座ることが徹底されるため、猫背予防や体幹の安定に効果的です。将来的にスポーツや演劇など、他の分野にも良い影響を与えます。
柔軟性・筋力・バランス感覚が養われる
バレエのレッスンでは、全身の筋肉をバランスよく使う動きが多く、身体の柔らかさや持久力も自然に育ちます。日々の積み重ねが、しなやかで強い身体をつくります。
音楽性やリズム感が身につく
クラシック音楽に合わせて踊ることで、拍やリズムを感じる力が鍛えられます。ピアノや他の芸術活動にも通じる音楽的センスが育まれやすいです。
表現力・感受性が豊かになる
バレエは “感情を動きで表現する芸術”。怒りや悲しみ、喜びなどを身体全体で表すことで、感情認知力・共感力・自己表現力が育ちます。「芸は身を助ける」という言葉の通り、感性や表現力は将来さまざまな場面で活きてきます。
礼儀や協調性が自然に身につく
レッスンの初めと終わりにお辞儀をする、先生の話を静かに聞く、順番を守るなど、集団行動や社会的マナーを学ぶ機会も豊富です。レッスンの中で自然と身につく所作や礼儀が、子どもを内面から美しく育ててくれます♪
バレエは、技術だけでなく心も育ててくれる素晴らしい習い事です。美しい姿勢や豊かな表現力を身につけるだけでなく、舞台を乗り越える経験や自信も得られます。親子で一緒に過ごす貴重な時間も、大きな成長を感じる瞬間になります。初めは不安かもしれませんが、「楽しそうだな」と思ったその瞬間が、きっと素晴らしいスタートの合図です。まずは体験レッスンから始めて、楽しみながら一歩ずつ成長していきましょう♪
子ども習い事検索サイト「mitete step!」を使えば、お近くのパレエ教室を簡単に見つけられます。ぜひ検索してみてくださいね♪
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