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パンチとキックの全身運動が、実は子どもにもぴったりなんです。キックボクシングというと、「大人がハードに鍛えるスポーツ」というイメージを持つ方も多いかもしれません。でも、今は子ども向けのクラスがあり、“楽しく動くこと”を一番に考えたプログラムが組まれていて、格闘技が初めてのお子さんでも安心して始められます!
●パンチ+キックで、全身バランスよく!
ボクシングがどちらかというと上半身を中心に使うのに対して、キックボクシングでは脚・腰・体幹など、全身を使って動くのが大きな特長です。片足で立ってキックを出したり、体をひねってバランスを取ったり、自然と体幹やバランス感覚、姿勢や柔軟性が育っていきます。しかも、“ゲーム感覚”で楽しみながら身につけられるのが魅力です♪
●動きが自由だから、運動がちょっと苦手な子にもぴったり
パンチやステップ、テンポよくキックを出すリズム運動など、キックボクシングは動きにバリエーションが豊富。「型通りに動くのが苦手…」、「運動はあまり得意じゃなくて…」というお子さんでも、のびのびと体を動かせる環境が整っています。「すぐ飽きちゃうんです…」というお子さんでも、キックボクシングの楽しさにハマって、「今日も行きたい!」と言ってくれる子も多いですよ♪
「習い事=子どもが通うもの」と思われがちですが、キックボクシングには、親子で一緒に楽しめる“共育”の魅力があります。
●一緒に動いて、一緒に笑える時間がふえる
親子でミットを打ち合ったり、フォームを見合ったり、ときにはちょっぴり競い合ったり…。そのような時間は、ふだんの生活では得られにくい一体感や安心感があります。「一緒にがんばったね」、「ちょっと上手になったね」といった小さな共有が、自然と親子の会話を増やし、絆を育ててくれます。
●親の“本気の姿”が、子どもに届く
“がんばるのは子どもだけじゃなくて、親も一緒に”
そんな背中を見せることが、子どもにとっては何よりの教育につながります。「やってみよう」、「できなくても大丈夫」と声をかけることで、学ぶことの楽しさや、挑戦する気持ちを感じてくれるはず!親にとっても、運動不足解消やリフレッシュになりますよ♪
●パパもママも通いやすい工夫がいろいろ
最近は、未就学児〜小学生向けの親子クラスや、土日・夕方クラス、ショッピングモール併設など、共働き家庭でも通いやすい教室が増えています。忙しい日々のなかでも、親子で一緒に楽しめる時間がつくりやすくなっていますよ♪
キックボクシングは、身体の成長だけでなく、子どもの心の発達にも大きな効果をもたらしてくれます♪
●感情を“動き”で表現
子どもはまだ、自分の気持ちをうまく言葉にできないことが多いもの。そんな時、ミットを打ったり、リズムに乗ってステップを踏んだりすることで、気持ちのエネルギーを身体で表現することができます。
●「ぶつける」のではなく「コントロールする」力が育つ
キックボクシングは、“力まかせに叩く・蹴る”イメージを持たれがちですが、実際には、相手に当てないように力を加減し、リズムを合わせる、細やかなコントロールが求められるスポーツです。子どもは自然と、自分の力加減を調整する、相手との距離を考える、ルールを守るといった、自己制御・マナー・思いやりを学んでいきます。
●自信と自己肯定感が育ちやすい
キックボクシングは、ステップをひとつずつ身につけながら上達していく競技です。だからこそ、「昨日よりできるようになった!」、「先生に褒められた!」という、小さな成功体験をたくさん積みやすいです。その積み重ねが、「自分はやれる」、「またやりたい」=自己肯定感につながり、他の習い事や学校生活でも活かせる、心の強さを育ててくれます。
「キックボクシングって、なんだかハードそう…」そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、子ども向けにアレンジされた、“やさしくて楽しい”レッスンがほとんどです♪
●楽しく遊ぶ感覚で、自然と体が動く
子ども向けのクラスでは、音楽に合わせてリズムよくステップ練習をしたり、的をめがけたキックゲーム、ジャンプや反応ゲームを組み合わせたミット打ちなど、”遊び”と”運動”がバランスよくミックスされたプログラムが多く、“習い事に行く=楽しい時間!”と感じられるような工夫がたくさん詰まっています。
●ケガの心配や安全面は大丈夫?
ケガの心配が気になる方も多いですよね。でも安心してください!ほとんどの教室では、対人の打ち合い(スパーリング)は行わず、ミット打ちやシャドー練習、ステップワークが中心です。もし、スパーリングを取り入れている教室でも、本人の希望と保護者の同意があって初めて参加できることがほとんど。安全面への配慮は、しっかり整えられています。
●安心して通える環境も大切に
多くの教室では、クッション性の高いマット、やわらかいグローブ、少人数制・年齢別クラスで先生の目が届きやすい、見学OKの透明な運営、清潔なジム環境など、様々な配慮がされています。運動が苦手であったり、集団が苦手なお子さんでも、自然と「また行きたい!」と思える環境が整えられていますよ。
●通いやすい時間帯・場所は?
多くの教室では、平日夕方や土日の午前・午後にキッズクラスを開講しています。また最近では、ショッピングモールに併設されたフィットネスジムや、駅チカのスタジオなど、親の送迎負担が少ない立地が選ばれることも増えており、共働き家庭でも通いやすくなってきています。
「うちの子にキックボクシングって合うのかな…?」そんなふうに迷っている方のために、どんなお子さんに向いているのかを、タイプ別にご紹介します。参考にされてください♪
●エネルギーが有り余っている子に
お家の中でも元気いっぱいで、じっとしているのがちょっと苦手…、というお子さんには、思いっきり体を動かせるキックボクシングがおすすめです!全身を使ってすっきりした後は、夜ぐっすり眠れることも。そんな嬉しい変化があるかもしれません♪
●感情表現がちょっと苦手な子に
気持ちを言葉にするのがむずかしいタイプのお子さんも、ミットを打つことでふっと心が軽くなることがあります。今の自分を体で表現する時間が、心の安定にもつながっていきますよ。
●運動があまり得意じゃない子に
キックボクシングは、自分のペースで練習できるのが魅力です。チームプレイがちょっと苦手…、という子でも、できたことをしっかり認めてもらえるから、少しずつ自信を育てられます。
●人前で話すのが苦手な子に
言葉を使わずに表現できることがあるって、とても心強いです!フォームや動きを通して「できた!」が増えていくうちに、自然と人前に立つ力もついてきます。
●親子の時間をもっと楽しみたいご家庭に
親も一緒に動いてみることで、共通の話題や思い出が増えていきます。ただ送り迎えをするだけじゃなく、“一緒に育つ”習い事としても、キックボクシングはとても魅力的です♪
キックボクシングは、パンチやキックで”強くなる”だけのスポーツではありません。むしろ、”しなやかで優しい強さ”を育む、これからの時代にぴったりの習い事です!体を大きく使ってのびのびと自己表現をし、感情を上手に発散・整理しながらコントロールする力を養い、自信と自己肯定感を育むことは、子どもの未来にとって大きな財産になるはずです。「格闘技なんて、うちの子にできるのかな?」、「危なくないのかな?」そう感じていた方こそ、ぜひ一度、体験レッスンに足を運んでみてください。また、親子で一緒に始めてみても良いですね♪ “習い事ってこうあるべき”という固定観念をそっと壊してくれるような、新しい出会いが待っているかもしれません♪
習い事検索サイト「mitete step!」を使えば、お近くの記事のキックボクシング教室を簡単に見つけられます。ぜひご利用ください♪
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