【後編】見落とし注意!共働き家庭の習い事で後悔しないためのチェックリスト

2025.06.23
前編では「仕事も子育ても両立したい!共働き家庭にぴったりな“続けられる習い事”とは?」とその理由を紹介しました。後編では実際に選ぶときに意外と見落としがちなポイントや、親と子の気持ちのバランスを取るコツ、チェックリスト形式の最終判断材料までをお届けします♪

目次

前半の記事もあわせてご覧ください。
【前編】「仕事も子育ても両立したい!共働き家庭にぴったりな“続けられる習い事”とは?」


習い事選びで“意外と見落としがち”なチェックポイント

共働き家庭にとって、習い事を選ぶ際の第一条件は「通いやすさ」や「負担の少なさ」かもしれません。しかし、実はそれだけでは不十分。以下のようなポイントも、忘れずにチェックしておきましょう。

●通うタイミングと家族のスケジュールとの相性
たとえば「毎週〇曜日 16:00」など、教室によっては曜日が固定されている場合も多くあります。就業時間を調整できるか、下の子の送迎と重ならないか、などあらかじめ確認しましょう。

●急な欠席や振替対応の柔軟さ
「熱を出した」「急に残業になった」そんなとき、振替対応が可能かどうかは、共働き家庭にとって重要なポイントです。月謝が無駄にならないような制度があると、安心して通えます。

●負担がかかる「発表会」や「イベント」
年に1〜2回の発表会がある習い事では、衣装代や親の付き添いが必要になることも。どのくらいの準備や参加が求められるか、事前に確認しておくと、後から慌てずにすみます。

●補足:送迎手段として「タクシー送迎」も選択肢に!
最近では、タクシー会社が提供する子ども向け送迎サービスも注目されています。事前登録制で、自宅〜教室の送迎を代行してくれるプランがあり、送迎が難しいご家庭にとっては心強い存在です。ただし、月額制や距離によっては費用が高額になることも。料金と安全性を見極めながら、短期的な利用や緊急時のサポートとして検討するのもおすすめです!

 

 

子どもの「やりたい」と親の「続けさせられる」バランスとは?

「やってみたい!」と目を輝かせる子ども。でも、親としては「それって本当に続けられる?」「送迎、大丈夫かな?」と現実的な悩みが頭をよぎりますよね。習い事を選ぶとき、多くの家庭がぶつかるのがこの “気持ちのギャップ” です。

●子どもの意欲は最優先。でも「環境」がそれを支える
習い事でいちばん大切なのは、子ども自身の“やりたい気持ち”。興味を持って取り組むことで、上達や成長にもつながります。ただし、その気持ちを長く支えていくには、親が無理なくサポートできる環境があってこそ。「やりたい」と「続けられる」のバランスを取ることが大切です。

●モチベーションの波はあって当然
最初はやる気満々でも、途中で飽きてきたり、壁にぶつかってモチベーションが下がることもあります。そんなとき、「自分がやりたいって言ったくせに…」「じゃぁ辞めればいい!」ではなく、落ち着いて柔軟な対応をしましょう。

♦無理に続けさせるのではなく、「様子を見る」期間をつくる

♦成長しているポイントに目を向け、本人の努力を認める

♦「まずは1年だけ続けてみようか」など、期限を区切ってみる

●親も“完璧じゃなくていい”
送迎ができない日があっても、忘れ物をしてしまっても大丈夫。大切なのは、「子どもが楽しんでいるか」「続けることで自信を持てているか」ということです。共働きで時間が限られていても、できる範囲で支えることが何よりのサポートになります。

● “やらせてよかった”と思える習い事の共通点

♦親も子もプレッシャーなく、自然体で続けられる

♦「できた!」という小さな成功体験を積み重ねられる

♦日常に役立つ力(自立心・集中力など)が身につく

♦教室と協力し合える関係性を築けている

 

こうした経験ができる習い事に出会えたとき、たとえ忙しくても、「やらせてよかった」と心から感じられるはずです。

 

 

共働き家庭だからこそ、無理のない“続けやすさ”を重視しよう

共働き家庭にとって、子どもの習い事は「通わせること」自体がひとつのチャレンジ。だからこそ、選ぶときには“親の負担が少なく、子どもが楽しく伸びられる環境”であることが、何よりも大切です。
でも、どんな習い事が“うちの子に合うか”“わが家の生活に無理なく取り入れられるか”は、実際に検討してみないとわからないもの。そんなときに役立つのが、以下の「最終チェックリスト」です。

✅ 習い事選びの最終チェックリスト

□ 子ども本人が「やってみたい」と興味を示している

□ 送迎や時間帯が、仕事や生活スタイルと両立できる

□ 教室の場所が生活圏内にある(学童・職場・自宅など)

□ 月謝や諸費用が、無理なく続けられる範囲である

□ 先生や教室の雰囲気が子どもに合っていそう

□ 発表会やイベントの負担(衣装・練習・日程)を把握できている

□ 途中で気持ちが変わっても、柔軟に対応できる余白がある

このチェックリストを参考に「無理なく、楽しく続けられる」をぜひ探してみてください。




共働き家庭にとって、習い事選びは単なる“教育投資”ではなく、家族の生活設計の一部。
子どもが興味を持ち、親が無理なく支えられる形こそが、長く続けるための理想です。少し先の暮らしも思い描きながら、“続けやすさ”という視点で習い事を選べば、無理なく、笑顔で、家族みんなが納得できる習い事にきっと出会えるはず。日々の忙しさの中でも、お子さんの未来につながる一歩を、安心して踏み出せますように♪

お近くの子ども習い事教室を探すなら、習い事検索サイト「mitete step!」が便利です。ぜひみててください♪ 

こちらもお読みください

【後編】見落とし注意!共働き家庭の習い事で後悔しないためのチェックリスト

【前編】仕事も子育ても両立したい!共働き家庭にぴったりな“続けられる習い事”とは?

【後編】【非認知能力を育む習い事】日本舞踊が子どもに伝えるのは、“強さ”ではなく“しなやかな美しさ”

【前編】こどもの習い事に日本舞踊?伝統と所作が身につく“和のおけいこ”の魅力とは